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2014/01/08MASS-HOLE a.k.a BLACKASS Interview

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初のビートLP「0263bullets」をリリースしたMASS-HOLE a.k.a BLACKASSにインタビューを敢行!
アートワークを務めるdaiche氏も同席です。


―0263bulletsの制作期間は?

MASS-HOLE: 制作期間は、溜めてたトラックを生かしたのもあったし作り直した曲もあって、本格的に作り出したのは7月くらいからっすね。大半は新しいので、それは二か月ぐらいで作ったもので。あとは誰かラッパーに渡してたのもあって。インストにはなってなかった曲から抜粋してビートで聴けるやつも選んだかな。


―今回作る上でコンセプトってありましたか?

MASS-HOLE: なんだろう。結構なんか、デイリーワークだからそん中でも自分が聴いてるやつを選んだってのもあるし。ビートだけで聴いてる人殺してぇなみたいな。(笑) そんな感じ


―今回のビートアルバムは一曲一曲の尺も長めでしっかり聴けるビートが多いと思って。ラッパーにラップしてほしいっていうのが大きかったと言っていましたがそのあたりは..?

MASS-HOLE: 今割と結構ビート、曲とかも2分とか早く終わるの多いじゃん。そういうのも20曲30曲とかで入れても良かったんだけど、俺的には収録したビートで誰かラップする時とかに使って下さいみたいな、二枚使いとかしてもらいたいっていう意図もあったから。そこは結構長めな感じで。
あと昔よく、Large ProfesserとかAyatollahとかあそこらへんビート集出してて、そういう影響ってやっぱでかいんだよね。Large Professerとかは結構聴いてて。ほんとワンループなんだけど、4分ぐらいあるビートとか。そういうのをBGM代わりに聴いたりしたことが多かったから。


―曲名についてなんですけど、最初気付かなかったんですよね。「そういえばこれこういうことか」みたいな。 武器の名前を付けようっていうのは最初からあったんですか?

MASS-HOLE: 最初イメージ的にはホラーっぽい名前を付けようと思ってて。ジャケットとかもそういう感じだし。拷問する時の武器の名前とか、そういうのを醸し出せればなみたいな。割とあれ一枚でストーリーっぽい感じにはなったし。始まりから終わりまでいい感じにはなったから。


―今までマスさんのビートの印象って、土台があって、それにかぶせてくる音のセンスと差し込まれるタイミングとか絶妙で。色んな音が重なるのに、それが融合されてマスさんしか出せない音になるんですよね。

MASS-HOLE: 元々ある音にドラム乗せるだけでもそういう要素ってあるからね。昔のがコラージュ感覚重視してた。

daiche: 自然音とか入れてたよね。

―自然音?(笑)

daiche: 過去の作品聞いてもらえたらわかると思うけど、スネアの音がぜったいスネアじゃないとか。別の物を叩く音とか鳴き声をスネアにしたり、水の音やそういうのを組み合わせてビートにしてたよね。

MASS-HOLE: 今とかシンプルになったよ。


―そこかも!今回進化してるって思ったのそこなのかもしんないです。「0263bullets」は今までとはまた違うなって思ったんですよね。洗練されてよりクールになった感じがしました。

MASS-HOLE: 今までは足して足してみたいな感じだったけど今は引いて引いての作業にしてて、それが研ぎ澄まされるというか。自分で作っててもそういう感じがわかったから。俺いつもシンプルとミニマルって言うんだけど、やっぱこうループの中で一番抜いた部分でシンプルにさせて、なおかつループでずっと聴ける音楽っていうのを目指してて。そういうのをまだ突き詰めたいし、まだ図りたい。


―ビートを作り始めたのは何歳ぐらいですか?

MASS-HOLE: 19かハタチぐらいの時で、MPC買ったものの周りで使ってるやつもいなかったし知り合いとかもいなかったから、ほんと独学でやり始めて。今はASRって機材使ってるんだけど、そっちは友達が持ってて、その人が音楽やめるってなってじゃあ俺がそのサンプラ―買うよっつって引き継いでる感じだね。(笑)


―ビートメイクとラップどっちもされてるんですけどどっちが先ですか?

MASS-HOLE: ラップの方が全然先だね。ラップは高校の時ぐらいからやってて。そのあとからビートとか作りてぇなって感じで。もうほんとラップは地元いた時からやってたし、16,7ぐらいからやってた。


―より自分の性分に合ってるのはどちらですか? どっちも持ってる人ってスイッチとかあるのかなーと

MASS-HOLE: 多分、俺のビートってラップを乗せることを前提で作ったビートだと思うんだよね。だからどちらとも離れずで、ビート作る時もラップする時も。ビート作る時はこういうラップ乗せたらいいなって思うし、ラップする時はこういうビートだったらもっとやりやすいのになとか。そういうことの繰り返しというか。


―今まで色んなアーティストにトラックを提供してきましたが、その中で思い入れのあるものはありますか?

MASS-HOLE: メシアさんとBESさんの"No More Comics"(1*)のリミックスは自分の中でいい機転になったかな。それはLibraからいきなり連絡もらって、作ってもらいたいって話になって。しかも納期が来週なんだけどみたいな。(笑)でも俺はやりますよっつって、そしたら結構いい感じにはまって。

daiche: あれけっこー評判いいよね。

MASS-HOLE: しかもあえて12inchの収録だけっていう。色々、人に提供したものはその時の思い入れがある。


―マスさんを形成しているものとは?

MASS-HOLE: 気分上がるのは、やっぱレコード買ってる時が俺はすげー好きっすね。逆に買って満足しちゃったり。(笑) 大地さんとか映画観るからあれっすけど俺は観ないし、本も読まないし、あとはウシジマくんとか読んでる感じっす。
その都度その都度で、上がる時ってある。例えば大地さんに会って、これ作ったからーみたいな感じで相談したりとか、マーシーさんに曲もらったりとか。そういう時はあがる。レコードとかやっぱ好きっす。レアなものを掘るとかそういうのじゃなくて、やべー曲に出会った時とかは「おー!」とかなる。

daiche: 逆に買ってから聴いて、っていうパターンはあるの?

MASS-HOLE: ジャケ買いとかしますよ。なんかそれっぽい、、レーベル見たりとか。大体ジャケ買いは失敗する。ジャケ買いは金持ちの要素ハンパないね。金持ってるやつの特権かなーみたいな


―今までの失敗ってどういうのあります?

MASS-HOLE: ジャケがこう、"Sound Track"とか書いてあって、怖い感じの。70年代って感じで。これ良さそう!とか思って、聴いてみたらすげーカントリーだったとか。(笑)


―あはは(笑) 最近はどういうの買ってるんですか?

MASS-HOLE: Soulは定期的に買うし、HiphopもiTunesで買ってるしサントラとかはけっこー色々買ってる。ドラムないやつとか多いから。ビート作る時にストリングスとかで使えたり。


―では大地さんにアートワークの質問を。今回のジャケはどういうイメージで作られたんですか?

daiche: 最初マスくんから猟奇的なイメージでって言われて。ビートはそういうテーマかよくわからんけど。全体のテーマ的にはそういうのがあったはず。最初は血みどろぐちゃぐちゃみたいなの考えてて。俺のイメージ伝えたらそういうのは違いますって言われて、シンプルなのがいいってことで。


―今回シンプルですよね。

daiche: 一回考えたやつ全部なくしてああなった。血みどろなところを見せるより、ホラー映画でも女の叫び声恐怖におののく顔が一番怖いみたいな。マスの好きな「テキサスチェーンソー」とか。それはもろね、女子の演技がすごい。ずっと泣きわめく。そっち側を描こうかなと。


―センターレーベルのそれぞれの面で女の子の名前を付けたのは大地さんのアイディアって聞きました。

daiche: 元々付けとったんよね。レーベル面の女子に関しては、出身地とか、スリーサイズとか、ちょっとした家族構成ぐらいは考えてある。

―あはは!うけますそれ!(笑)そこまで考えてるんですね!

daiche: その方がだってなんかまあ、見る人少し暇つぶせるかなみたいな。

MASS-HOLE: 作る時に、ぶっちゃけエロ本見せられて。こういうのどう?とか聞いてくる。黒人のヌードみたいな。

daiche: 嫁子どもが寝てから一人でずっとfunk assとか入力して調べるんだよね。それこそBlackassも調べるし。nice assとかbig ass、open ass、amateur assてね。気が狂うよ。

―(笑) 黒人の子の方が形いいから、いいキャラになりそう。

daiche: 黒人の方がミステリアスってかム―ドが出る。おしりの迫力が違うから。ニューヨークとか行くとそういうエロ本ばっか買って帰るからね。税関でばれないかヒヤヒヤだぜ。


―今回はLil MercyさんとIzumi Ozawaさんが参加しているのですが、その話お聞きしたいです。

MASS-HOLE: マーシーさんは、5月か6月に松本遊び来てて、その時誰か来たら曲とか録って残すみたいなそういう感じになって、マーシーさんにも1バースもらってて、そのアカペラ気に入っててそれを生かそうと思ってビート差し替えたりして改めて作った感じで。メインのがっつりしたラップじゃなくて、前奏でちょっとこうリーディングじゃないけど冒頭でラップしてもらって。

―新しいですよね。ガッツリ乗せる感じじゃなくて。

MASS-HOLE: そうそう、最初頭だけ入れて。あれが逆にハマったかなって。しかも、リリックの内容がすげー松本に来てるかんじので。V70に乗ってるかんじとか(笑)
イズミちゃんは、同じ松本で生音のバンドのキーボードやってる女の子で、はじめて見たライブでシンセ弾いているの見たときからイイ感じだな~と思って、メロウなビートがあったからこれ乗せたら化学反応出るかなーと。試しに乗せてもらったら、本人的には俺のビートのイメージだとワンループでサビの部分でシンセ乗せるだけって感じだったんだけど、そうじゃなくて、もっと自由に弾いてフロウのある感じで乗せてもらいたいって言って。二回目スタジオ入った時にもうそれでがっつり乗せてきてくれて、あれでまた何曲かやりたいって話もしてる。ああいうの乗せれば、シンプルなビートで上ネタで乗ってるみたい感じがいいな~と思って。

―あれはまじ良すぎて泣けますもん。冬の夜とかに聞きたいですよ。

MASS-HOLE: 俺のビート基本冬なんっすよね。

daiche: 夏感はない。

MASS-HOLE: 夏感はTeeさんのアルバム(2*)で出したけど、あれで出し切ってカラッカラになっちゃって(笑) やっぱ俺は冬でしょーみたいな。俺のビートは基本冬だもん。

daiche: そう考えるとやっぱ生まれた所が関係してくる。都会的な音だったりね、オリーブさんとか南国の感じするもんね。

MASS-HOLE: ERAさんとかMONJUは東京っぽい音だよね。影があるっていうか、ああいうのって土地柄も絶対出ると思うっすね。

―長野の冬にやっぱり影響されてるんですかね。

MASS-HOLE: 変にラップとかでフッド感出すの好きじゃなくて、音として出せればいいかなっていうのはあるから。だから松本来ればマスホールのビートがあって、来たら渡すからやりなよ。それぐらいの勢いで。(笑)

daiche: 海がない感があるよね。

MASS-HOLE: 海はないっすね。海を感じたことはないっすね(笑)


―MEDULLAとMid Night Mealのみんなを紹介してほしいです。

MASS-HOLE: ILL-TEEは、ハードコアのバンドもやってるしラップもやってるし。俺が一番尊敬できる先輩、兄貴っす。Teeさんいなかったら多分こういう感じでもやってないだろうし。大好きっす。TeeさんはTeeさんで好きな音もあるから、影響される部分もあるし、教えてもらってるところもいっぱいあります。
bugdatは高校の同級生で、こっち出てきてラップ始めて。あいつのリリカルセンスはやばいよ。もっとラップやればいいのにね。センスはほんとあります。次のMEDULLAのアルバムとかもあいつの動きで変わってくる。それを伸ばすのは俺の役目だと思ってるし。ダチっすね。ダチ公っすね。
SEROWはほんとHiphopサイボーグっすね。あいつから教わるHiphopはどれも間違いないし、MEDULLAの中で背骨的な役割だからあいつは。ほんといいパパ。育メンっすね。
大地さんは俺の作品は絶対大地さんにアートワークやってもらいたいし、そうじゃなきゃいけないと思ってる。一番大地さんと衝突する機会も多いんすよ作品とかに関しては。けどそこから出すものはどれも間違いないものだと思ってるし、大地さんのセンスはやばいっす。


―今後の動きは?

MASS-HOLE: 今ISSUGI君のリミックスとかも作ってるし、色んな人にビートも渡してるし、水面下で配信で2,3曲ずつでブレイクビーツっぽくビートも配信しようかなと思ってて。コンスタントにリリース出来たらなって、あとは随時聴いてるものをMIXで出していきたいな。MEDULLAのアルバムも来年できたら最高だよね。
音楽で他の人とも遊びたいしセッションやりたいっす。そういう欲だけっすね俺は。ラップアルバムも作りたいっすね、EPとかで自分のビートとラップだけのやつを作りたい。何欲しいとかそういうのじゃないっすけど、そういう他の人と出来たりとか作れたら俺はいいんで。それだけっすね。


2013/11月下旬
Interviewer : Nao Katsumoto (Manhattan Records)


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0263bullets
MASS-HOLE a.k.a BLACKASS



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【PROFILE】

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■MASS-HOLE a.k.a BLACKASS
medulla/Inglorious Bastards/presidents heights/M.N.M click/man-hole/asamasshole/digdug/
S57-82年型。AB型。左利き。MCing,DJing,MAKing a beat。
装備はensoniq ASR-10、MPC-2000xl、そして今にも折れそうなSHURE M44-G。feat、beats提供、mixcd作品はまじで膨大な量のためディスコグラフィーを参照。
トビとブラックネスの追求。messageではなく、あくまでも遊び。何よりMUSICは朝方に交わす友達との会話の続きと解く。

■daiche
Mid Night Meal Records所属。販促担当。ミッドナイトミールレコーズを中心に数々のアートワークを提供。アナログな手法で産み出される、独特の匂いを放つ世界観が落とし込まれた作品に中毒者が増殖中。おっぱい、映画、おにぎりが好き。

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■MEDULLA
MIDNIGHTMEALRECORDS。 
フロム東京・武蔵野/長野松本。2003年、
BUG-DATと、MASS-HOLEによって結成。
後にDJ SEROW、ILL-TEEが加わり現在の形態へ。
2006/12inch「back pawn/baaad trainz」を発表。
2008/album「BOOZE BOOZE STICKY THING」を発表。
2009/12inch「SOUNDPOLICE VS TECHNOPOLIS EP」発表。 
2010/DISCUNIONのノベルティーCD「GENESIS OF M.N.M」を配布。 
2012/DJ SEROW名義による未発表曲を含んだ「BLACK WASTES OF MNM」を発表。
2013/ill-teeのsolo album「ICE CREAM DREAM」を発表。
そして2014年各メンバーの膨大な活動やFEAT,BEATS提供,MIXCDを経ていよいよ2014年、長らく待たせたALBUMを発売予定。

BOOZYな奴。吸う奴。とにかくジャンキーたちは外したらアウト。


Mid Night Meal Records

dullaz view

MASS-HOLE tumblr
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メシア The フライ

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ILL-TEE


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