DJ MIX SHOW

Underground Hip Hop特集 Vol.1!

今週からスタートしたUnderground Hip Hopコーナー。アングラHip Hopを中心に『良いものであればなんでも』をモットーに、幅広い守備範囲でチョイス&紹介していきます。レコードの持つ楽しさ『掘る』感覚が伝わるページになればと思います。

第1回目の今週は、最近の気になるタイトルと Manhattan Records の膨大な数のコレクションの中から過去の名作を少しずつピックアップして紹介してみようと思います。



☆最近気になるタイトルコーナー☆


 
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◆All Natural "Writers Block / 50 Years" US 12

これを探していた人も多いのでは?90’S アンダーグラウンドの人気曲"50 Years"を収録した"All Natural"の12"が待望の再発。流麗なピアノサウンドが最高に心地よいアングラ系HIP HOP MIX TAPEの常連タイトル。この機会にゲットしておかないと後悔する可能性大ですよ。
 
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◆Hollertronix "EP Vol.6 - Diplo" US EP

まだまだ熱の冷める気配の無いB-MORE系。その中心人物 DiploのナスティーなEPシリーズ第6段。ま、今回も聞けばわかる変態系ブレイクス満載です。
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◆Dr. Octagon "Remix EP" UK EP

Dr.Octagon好きな人ってどのくらいいるんだろうか?知名度はあるのにとにかくアンダーグラウンド。なんだか矛盾しているようですがそれがオクタゴン。この盤でチェックして欲しいのが A面のMike Relmによるメガミックス。巧みなスキルを駆使して次から次へとオクタゴンクラシックスをスムースにMIXしていく半端無い一枚。
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◆Jeru The Damaja & Grooveman Spot "1.2.3.4" JPN 12"

Jeru The DamajaとGrooveman Spotが競演! こんな夢のような組み合わせはアングラ好きには答えられません。Jeruのラップを最大限にいかしたGrooveman Spotの洗練されたビーツが渋すぎる話題盤!!
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◆Matlock "Moonshine" US 12"

プリモのビートに目が無いヘッズにはストライクでしょう。MPCドラムにピアノのサンプルをフリップしたストイックなトラックにリリカルなラップをキメるこいつがレペゼンChi-Townの新人Matlock。ハードなトラックもメローなトラックも乗りこなす実力派!!
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◆Verses "MS.O Ginny" JPN 12"

まだまだ知名度は低いが今後注目を浴びそうなアーティスト "Verses"。このシンシナティー出身のMCのニュージョイント "MS. O' Ginny" がいいんですよ。このポップでキャッチーなのに少し切ないメロディーは一度聴いたら忘れられないほど印象的。説明読むより聞けばわかりますこのよさが。!!
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◆DJ Yas / DJ Kensei / 刃頭 / DJ Hide  "Kemuri Productions" JPN 12"

これは!?古くからクラブミュージックに精通している人なら "Kemuri Productions" のニューリリースと聞いて驚きを隠せない事でしょう。9年もの年月を経て再びここに集結した4人の男たち。DJ Yas, DJ Kensei、 刃頭そしてDJ Hide、日本のシーンを支えてきた彼らの見てきたもの経験してきたことが融合された注目作です。
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◆Movemeant  "Higher" US 12"

最近のリリースの中でこれは特に幅広いリスナーにアピールできるグッドチューン。ソウルフルでメロディアスなネタ使いがアングラ云々の枠を超えて人気の一枚。西海岸の自由でレイドバックしたヴァイブスが滲み出た良質のアンダーグラウンド。未聴の方は是非チェック!
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◆Marc Hype & Jim Dunloop Feat. Sara Bourgoi  "The Mexican" Ger 12"

Marc Hype & Jim Dunloop Feat. Sara Bourgoi "The Mexican" Ger 12" "Organ Donor" のファンクカバーでお馴染みのレーベル 「Melting Pot Music」から、B-Boy (ブレイクダンサー)たちの定番ブレイクスBabe Ruth "The Mexican" のカバーが登場!ドラムをさらにぶっとく打ち込み、よりダンサブルに改良したフロアをロックすること確実のファンキージョイント。特に後半の展開がヤバイ!
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◆Breakout  "Planet Rock Pt.1 & 2" Ger 7"

「Melting Pot Music」関連をもう一枚ご紹介。"The Mexican" 同様の超定番ブレイクスのファンクカバー。今度はなんと "Africa Bambaataa " Planet Rock"!! 生演奏でカバーしたものをわざわざ分解して組み合わせたというぶっ飛んだ企画盤。既に著名DJたちもPLAY中の話題盤。!



$$$ 発掘タイトルコーナー $$$


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◆Soul Supreme Feat. Shuman "Security" US 12"

大御所 EDO.G を筆頭にセンスの良いアンダーグラウンドアクトの宝庫ボストンから、"Soul Supreme" 2003年のグッドヴァイブ溢れる一枚。耳なじみのいいSHUMANのラップが哀愁漂うトランペットのループに沁みるJazzy Hip Hop隠れクラシック "Secutity"。そして、「Hyde Out」系が好きなら間違いなくビンゴであろう "My Life" も収録!高揚のあるソウルフルなトラックとラップ&フックのヴォーカルもバッチリ!
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◆Dissent "Soul Remixes" US 12"

「Wide Hive」からリリースされたスペイシーなサウンドが最高に心地よい SA-RAやPPP系の現代版アーバンソウル EP。ずっしりとしたドラムにコズミックなシンセサウンドが浮遊するB-2がとにかくGood !聞いてみて。
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◆Lowd "Calligraphy" US 12"

Minnie Riperton "Inside My Love"を使った極上メローな "Right Here" で久々にシーンに衝撃的な一撃を放ったサウンドクリエイター Prestoプロデュースによる2002年のジャジーヒップホップクラシック。収録すべてが間違いない内容なんだけど、特筆すべきはThe Beatnuts "Props Over Here"を彷彿とするド渋のウッドベースラインが鳥肌物の "My Intro" がオススメでしょう。ちなみにSAXで参加はMad KapのMatt Demerittが! 彼のムーディーなSAXもこの盤の聞き所です。
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◆Speechwerks "A Step Up EP" US EP

シカゴのSpeechwerks の5曲入りEP。全曲すばらしいんですが、ここでは"WE KNOW"をプッシュ。オリジナルとPrestoによるリミックスを是非チェックしてもらいたい。キャッチーなシンセサウンドとベーシックなラップが万人受けしそうなオリジナルと、The Ummah路線の浮遊感のあるメローな上ネタにしっかりと打ち込まれる規則的なドラムの組み合わせが心地よい洗練された Presto Remix。すばらしい!。
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◆Perceptionists "Memoorial Day" US 12"

コアなアングラヘッズからの支持も厚いNYアングラのレーベル「Def Jux」から MR.Lif、Akrobatic 擁するグループ The Perceptionsts の12"。壮大なネタ使いのヘッドバンギンシット "Memorial Day" はコアはファンに。そしてそして、B面収録の "Career Finders" が超ヤバイ!な、なんと "Digital Undergroundの Shock G A.K.A. Humpty Hump" をゲストに迎えたハイテンションな一曲。ドラム跳ねまくりのトラックにオールドスクールマナーなラップをキメるMC達。DEF JUXなのにダンサー向けの一枚!ガンガン踊るぜ~。
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◆Roddy Rod "Trouble Lurkin Low" US 12"

最近になってじわじわと一般にも評価が高まりつつあるMaspykeのトラックメイカー "RODDY ROD" が西海岸の良質アングラレーベル「Up Above Recordsに残したソロシングル。"Up Above Recordsに関しては追々特集でも組もうと考えているのでここでは置いておくとして、90年代のHIP HOPのマインドを引き継いだアーティストKev Brownをゲストに迎えた本作は、もろにRoddy色の出たサウンドにKev Brownのラップが相性バッチりのアングラクラシック。
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◆True Beats "The Workout" UK 12"

すっかり定番となって珍しいものではなくなったマッシュアップものですが、このバッチリのハマり具合には脱帽です。ファンキーな Q-TIPサイドもいいんですが、なんといっても Will Smithの抑揚のあるラップが、おしゃれなジャズビートに見事にブレンドされた Jazzmatazz系の最高のジャジーヒップホップ!
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◆The Procussions "Simple Song / Dont Take It Personal" JPN 12"

伝説のNYアンダーグラウンドレーベル "RAWKUS" がしばしのブランクを経て復活後の第一弾アーティストとして登場したのが "THE PROCUSSIONS"。この日本盤のみに収録された Crown City Rockers (EX : Mission: ) の Headnodic による Remixヴァージョンがいいんですよ。上品な仕上がりのオリジナルを思いっきりファンキーなB-BOY仕様にした"Simple Song" と 個人的に大ヒットだった そのまんま 80'S Disco な "Don't Take It Personal"を収録。個性的な作品が多いアングラ系の中でもさらにオリジナル度高めの一枚です!
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◆Lushlife "Dryads Bubble" US 12"

日本人受け抜群のメロディアスなプロダクションで厚い支持を受ける "Lush Life" の大人気盤。その理由は?誰もが知っているであろうHIP HOPの名曲De La Soul "Breakadown" のネタとしてすでにおなじみの "Smokey Robinson "Quiet Storm" 使いのドリーミーなトラックだからです。さらには日本人のビートメイカーの中でも絶大の人気をほこる Shin-Ski によるトラックも収録。これを聞いて気にならないわけが無い!さあ、今すぐチェック!!



■■■ 最後に.... ■■■


昨今のメインストリーム系の過剰な盛り上がりに疑問を持つ人たちがよりリアルなサウンドを求め、アンダーグラウンドシーンが再び盛り上がりをみせています。しかし、同時に9TH WonderやTalib Kweliをいい例として、今まで確実に存在したメジャーとアングラという境界線もほぼなくなり他ジャンルとのクロスオーヴァーも増えHip Hop的には着実にネクストレヴェルに向かっている時だと感じます。Bronxのストリートから産まれたこのカルチャーは30年近く経った今でも常にフレッシュで世界中をロックし続けている。今後もまだまだ目が離せない!